手術後一年の診察をと思いつつ、4ヶ月が経過してしまいました。
晩秋の小春日和に、友人の息子さんの予約診察日に合わせて車に便乗させていただき、西島脊椎クリニックを訪れました。
時間に少し余裕があったので、三人で近くを散策しようということになり、クリニック前の大通りから天神通り商店街に出て、10分ほどの所にある布多天神社を訪れました。
布多天神社は延長5年(927)に建立された延喜式神名帳にも記されている由緒ある古社です。 掲げられている案内板によると、往古広福長者という人が、当社に七日七夜参籠して神のお告げをうけ、布を多摩川にさらし調えて朝廷に献上し、これが本朝における木綿の初めということです。帝はこの布を調布(テツタリ)と名づけられ、以来この辺りを調布の里とよぶようになったそうです。
また江戸時代に甲州街道が作られ、上石原、下石原、上布田、下布田、国領の五宿ができ、布田五宿と呼ばれた。当時、布多天神社は布田五宿の総鎮守であり、五宿天神と崇め祀られ、布田五宿は、明治二十二年に飛田給、上ヶ給と合併して調布町となり、布多天神社は調布町総鎮守になったとのこと。
神社境内には、寛政八年(1796)に市の繁栄と商売繁盛を祈願して建立されたという、市内では最も古いといわれる狛犬があります。また北条氏攻略のため小田原城に進軍した秀吉が天正18年(1590)4月、軍勢の住民への不法行為を禁じた太閤の制札も所蔵されています。
晩秋の境内は紅葉も終わりかけていましたが、この布多天神社の春に咲く紅白梅はとても美しいとのこと。春になったらぜひ訪れたいと思いました。
楽しく散策するうちに時間がきてしまい、急いで西島脊椎クリニックに向かいました。
1年4ヶ月検診
2003. 11/14 |
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家に戻り、クリニックから戴いたパンフを開いてみると素晴らしいメッセージが添えられていました。
【近況】 雪の晴れ間に、リュックサックをしょって遠くまで買物に出かけています。
痛みのない人生を取り戻せた幸せを感じながら♪♪…。
≪平成16年1月10日記≫