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元気で過ごしています。
−手術してから10ヶ月があっというに間に過ぎてしまいました−
春の訪れとともに腰の痛みは殆どなくなりました。冬の間はやはり寒さで冷えたせいかときどき腰から足にかけて坐骨神経痛気味の痛みがありましたが、腰に貼り薬「モーラステープ」を貼り、カイロで腰を暖めると、痛みが消えました。痛みがひどい時は、鎮痛薬のロキソニンと胃腸薬セルベックスを服用するとすうーと痛みが消え、一日中支障なく過ごすことができました。
春が近づくにつれ、薬を飲むこともなくなり、今では殆ど痛みも取れ、腰痛で悩んだ日々が遠い昔のように思われるほど健康を取り戻すことができました。西島雄一郎先生(西島脊椎クリニック)、石井有希夫先生(石井病院)をはじめ治療に携わってくださった皆さまに感謝の気持でいっぱいです。
≪手術後の診察記録≫
一ヶ月検診で石井病院へ
2002.
8/27
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- 退院後初めての診察。この一ヶ月間はうそのように痛みが消え、同じころ手術を受けた人たちが、まだ痛みがあると知り、痛みのない自分が幸せと感謝する。。
- 一ヶ月ぶりに訪れる石井病院は、なんだかふるさとへ帰ったような気がして、三週間過ごした病室の窓辺を見上げた。
- お世話になった外来の看護婦下山さんに、新潟名物「笹だんご」をそっと手渡し、西島先生の診察を待つ。
「あー、元気そうだね。痛みは?」といつもの優しい笑顔で西島先生の診察が始まった。「痛みはすっかりなくなりました」「そう、良かった。少したつとリバウンドといって痛みがでるかもしれないけど、だんだん消えていくから心配しなくても良いですよ」と言われる。ベットに横たわり足の上下運動をし、「いいですね」とこれで診察終了。「また来月来ます」といって診察室を出る。
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二ヶ月検診で石井病院へ
2002.
9/25
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- 入院中親しくなったTさんから、「西島先生の石井病院での診察が9月25日で終る」という知らせを受け、この日に何とか間に合わせて作ったインターネット・ホームページのフロッピーを持って診察に訪れる。
実は入院中病床日記を書きとめておいたものを、退院後ホームページ作成講習に二週間通って作り、それを先生に差し上げようというのである。(少しあつかましいかなと思いつつも…)
- 「先生、手術の体験を書いたホームページを作りました。見てください。」と言って、ラベルに感謝の気持を書き添えたフロッピーを差し出す。
「いやー、ありがとう。早速見てよう」とおっしゃって、パソコンを立ち上げその場で開いてくださった。「よくこんなにくわしく書いたね。はじめて作ったなんて思えない…、ありがとう。」とお礼を述べられ、先生のホームページに貼り付けていただけることを約束した。その後にやっと診察か始まり、症状は前回と同じで順調に回復し異常なし。
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五ヶ月検診で西島脊椎クリニックへ
2002.
12/24
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- 冬の訪れとともに腰の痛み(手術する前の痛みとは比べものにならないが)が戻ってきたかのような日が何日か続き、心配になり診察してもらうことにした。
- 通常診察は午後からであるが、この日は午前中に診てもらえることになっていたので、杉並区に住む娘のマンションから京王線で調布駅へ。駅から徒歩5分のところに西島脊椎クリニックがある。
- 初めて訪れる西島脊椎クリニックは、10月にオープンしたばかりの最新式の設備が整った明るくて親しみやすいクリニック。待合室には西島先生から手術を受けられた、杉良太郎さん自身が描かれたひまわりの大きな額やお祝いのお花が飾られている。
診察カードを記入していたら、西島先生から「木野本さん、待ってたよ。そんなの書かなくていいからこっちへ」と声を掛けられ診察室へ。
- 最初にレントゲンを取り、続いてMRI室へ。MRIは地元の総合病院で今まで3回経験したが、ドーム式で遮断され身動きのもできず、音も大きく気になり最初受けたときは恐怖感があった。ところが西島脊椎クリニックのMRI室は最新式のオープン型で、音も静かで時間もずっと短く20分ほどで終り、とても楽であった。何よりも良かったのは、検査員の見守っていてくれる気配が感じられ、安心して受けられたことである。
- 当クリニックは診察が完全予約制なので、待つこともなく結果が知らされる。先生はレントゲンとMRIの写真を見ながら「良くなっていますよ。心配いらないですね、あれっ、飛び出てたヘルニアが引っ込んでしまった、吸収されたのかな?」って笑いながらおっしゃった。(手術を受ける際、腰部脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアの診断によって、顕微鏡下部分椎弓切除術が行われたが、ヘルニアは切らずにそのままにしてあった
)
「そんなことがあるんですか?」と私は半信半疑で聞き返した。手術したとき、先生から「ヘルニアは切らなくてすむようだったらそのままにしておいた方か良い」と言うことを伺っていたので、「先生のおっしゃったことは本当だったんた」と、とても嬉しく思い安心して診察室を出る。
帰りがけに看護婦さんがご親切に2階の病室を案内してくださった。大型テレビで手術の様子がリアルタイムで見られる部屋もあり、さすが!と思った。入院部屋も明るくてとてもいい感じ。安らぎのある空間があちこちに施されステキなクリニック。
- 痛くなったときの用心に先生から処方していただいた痛み止めと、モーラステープを近くの薬局でもらい帰途につく。
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八ヶ月検診で西島脊椎クリニックへ
2003.
3/7
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- 雪国にも漸く春がきざしが感じられるようになり、腰の具合も良くなってきたので診察を兼ねて生れ故郷の名古屋まで足を延ばすことにした。47年ぶりに中学校時代の恩師に再会できる楽しみもあり、いそいそと新幹線で上京。
- 冷たい雨の中調布駅の降り口を間違えてしまい、濡れながら遠回りをして西島脊椎クリニックに着く。二時半の予約であったが、少し早く名前が呼ばれ診察が始まる。
「先生、ホームページ書き足しましたのでお暇なときに見てくださいね…」「どれどれ」と言ってその場でページを開いてくださった。いつもあつかましい私の態度を受け入れてくださる先生の優しさが嬉しい。
診察はいつものようにベットに横になり、足の上下運動をして「いいですね」で終わる。これから名古屋の実家に向うことを先生にお話して、「三ヵ月後にまた来ます」と言って診察室を出る。
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≪腰痛が取り持つ縁≫
昨年7月16日に手術をし、その後の経過が良好と言うことが人づてに伝わり、腰痛で悩んでおられる方々から「お話しを聞かせてほしい」とよく言われます。私の体験談をお話すると、みなさん大変関心をお持ちになり、西島脊椎クリニックでの診察をぜひにと希望されます。
なかでも、埼玉にお住いのKさんとの出会いはとても印象的で、西島脊椎クリニックのホームページにリンクされている私のページをご覧になったKさんのご主人から「妻の腰痛のことでご相談したい」というお手紙をいただきました。その後、Kさんと毎日のようにメールでお話し、2月に西島脊椎クリニックで手術を受けられました。今までの腰痛の苦しみから少しずつ解放され、とても気持が明るくなったとおっしゃっています。
手術後にいただいたKさんのメールにこんな言葉が添えてありました。『皆さんの入院したときの不安そうな顔と、翌日の元気になってニコニコして嬉しそうな顔が印象に残っています。』
腰痛で悩んでおられる方の多いのには驚きます。私のささやかなメッセージが少しでも皆さまのお役に立てば、とても嬉しく思います。 ≪平成15年4月26日記≫